2005.03.12

東京創元社からサイン本

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『インディゴの夜』と『れんげ野原のまんなかで』のサイン本が届きました。
本が出てからひと月ぐらいは遅れますが、このサービスはとてもありがたいです。
サインがどのように書かれているのか、分かるように写真を撮ってみました。
サイン本の販売は、東京創元社のサイトや、メールマガジンで発表されます。興味のある方は、そちらのページをご覧ください。

『れんげ野原のまんなかで』 森谷明子 東京創元社 1,575円
『インディゴの夜』 加藤実秋 東京創元社 1,575円

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2005.03.09

講談社ノベルスはいつから

arisugawa01 新刊を買いに出かけたのですが、置いてあったのは『モロッコ水晶の謎』だけ。都心の書店では、他の作品ももう入荷しているのでしょうね。
 わたしの住んでいるところでは、講談社だけでなく他の出版社の新書も入荷が少ないです。映画化される作品や、年末のランキングで上位となった本が平積みになるくらいで、あとは1,2冊というところでしょうか。売り場の面積の関係でしょうね。そのようなことを考えているうちに、講談社ノベルスがいつ頃から出ていたのかが気になってしまいました。調べてみたのですが、1982年の5月が最初のようです。リストを挙げておきます。

1982年5月
『陽の翳る街』 仁木悦子
『ばいにんぶる-す』 阿佐田哲也
『特急さくら殺人事件』 西村京太郎
『東西南北殺人事件』 赤川次郎
『神州日月変 上』 栗本薫
『神州日月変 下』 栗本薫
7月
『六歌仙暗殺考』 井沢元彦
『天空の爪』 志茂田景樹 
8月
『後楽園球場殺人事件』 新宮正春
『透明な牙』 生島治郎
『殺人オンライン』 長井彬
10月
『2月30日の恋人たち』 小林久三
『リア王密室に死す 旧制三高殺人事件』 梶竜雄
11月
『女教師に捧げる鉄拳』 勝目梓
『陸奥こけし殺人事件』 山村正夫
『斜め屋敷の犯罪』 島田荘司
12月
『蝶たちの殺意』 小林久三
『戦時標準船荒丸』 谷恒生
1983年1月
『四国連絡特急殺人事件』 西村京太郎
『連続殺人マグニチュ-ド8』 長井彬

 懐かしい名前がたくさんあります。仁木悦子も講談社ノベルスで出ていたのですね。井沢元彦や長井彬など、乱歩賞受賞作家の書き下ろしシリーズがあったように記憶しています。このころは買って読むのは文庫ばかりで、こちらまで手に取ることはなかったです。

 わたしが講談社ノベルスを購入するようになったのは、いつごろだろうと調べてみたのですが、1993年の8月からでした。このとき発売されたのは『柩の花嫁』黒崎緑、『竹馬男の犯罪』井上雅彦、『ウロボロスの偽書』竹本健治、『夏と冬の奏鳴曲』麻耶雄嵩、『聖アウスラ修道院の惨劇』二階堂黎人。書店で何かのフェアをやっていたように記憶しています。つい最近のことのように思っていたのですが、10年以上も前になるのですね。

『モロッコ水晶の謎』 有栖川有栖 講談社ノベルス 903円

少し遅くなりましたがお知らせです。
 吉川英治文学賞
 【第39回文学賞】北原亞以子「夜の明けるまで」(講談社)
 【第26回文学新人賞】恩田陸「夜のピクニック」(新潮社)▽瀬尾まいこ「幸福な食卓」(講談社)
 おめでとうございます。


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2005.03.03

東京創元社からの葉書

 東京創元社の雑誌「ミステリーズ!」は、推理小説専門の雑誌です。短編と長編の連載、評論やインタビューなど、充実した内容で、毎月刊行されています。
 刊行当初から定期購読をしていたのですが、今回継続手続きを行ったところ、葉書をいただきました。

拝啓 平素より小社の刊行書をご購読頂き有難うございます。 また、この度は「ミステリーズ!」定期購読の御継続を頂きましたこと、御礼申し上げます。 今回のご入金により、Vol.十号より六冊分のお届けとなります。 どうぞ今後ともご愛読を賜りますようお願い申し上げます。  敬具
   水色の罫線にぴったりと入った文面の印刷、虫眼鏡を持ったホームズのデザインもよいのですが、文がイラストにかからないように、ちょうどよいところで改行されているのに感心しました。出版社に直接頼んでいる定期購読は、「ミステリーズ!」だけなので、比較はできませんが、こうして気配りの感じられる葉書をいただくというのは、読者としては嬉しいものです。「ミステリーズ!」の最新号Vol.9はこちらです。

 昨日の読書はグラウザー賞(ドイツ推理作家クラブ賞)の『死を招く料理店』。先がまったく読めないところは気に入りました。届いた本の1冊は乾くるみの『リピート』。こちらは昨年忙しい時期に出た本で、買い逃していたものです。もう1冊は『私の優しくない先輩』。ネットでタイトルをよく見かけたので買ってみました。


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2005.02.27

モモちゃんがない

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 娘二人と一緒に夕方のお買い物。明日のパンを買おうと思ったのですが、また書店に寄ってしまいました。
 娘2号が探していたのは『小さいモモちゃん』のシリーズ3冊目、『モモちゃんとアカネちゃん』でした。でも、置いていないのです。というよりもシリーズが一冊もありません。ハードカバーだけでなく、青い鳥文庫の方もないのです。児童書のコーナーは郊外の書店にしては広いのに、ちょっと残念でした。こういうよい本は、いつでも置いてほしいです。

 仕方なく買ったのが柊あおいの『耳をすませば』。娘1号の方はいぬいとみこの『北極のムーシカミーシカ』です。

 見つけたミステリの新刊を一冊。書店には行ってみるものです。

『死を招く料理店』 ベルンハルト・ヤウマン 扶桑社ミステリー 950円

 ドイツ推理作家クラブ賞(グラウザー賞)の受賞作。料理店でミステリを書く作家が、現実に殺人事件に巻き込まれるという物語。解説を見るとこの作家、世界各国の首都を舞台に、五感をテーマにしたミステリを書いているようです。それで今回の作品が「味覚」。ドイツ版の山田正紀、浅暮三文かと思ってしまいますね。

 おまけに「モモちゃん」の人形がついた本を紹介します。かわいいですよ。
『ちいさいモモちゃん にんぎょうえほん』 松谷みよ子 講談社 1,575円

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2005.02.24

書店に行こう!キャンペーン

 昨日の読売新聞の夕刊には、紙面の各所に広告が出ていました。

 小さい頃、書店は夢や宝物がいっぱい詰まった魔法のお店でした。
 何度か足を運ぶうちに、よく行く店の棚を覚えて、そこがお気に入りの場所になりました。一番下にはパディントン、その上の棚にはドリトル先生、怪人二十面相やルパンのシリーズもその隣に並んでいました。今日はこの棚、明日はあの棚。立ち読みはいけないと子ども心に思っていたので、何冊かを出したり入れたり、そっと手にとって選んでいました。

 並んだ中から一冊を引き出すときのあのわくわくする気持ち。「ドリトル先生」は箱に入っていて、レジに持って行くと本を半分だけ引き出して、中の紙をお店の人が抜きます。紙袋に入れてセロハンテープを貼り、手渡してくれる瞬間が嬉しかったですね。「ありがとうございました!」という声で魔法が解けて、本を抱えながら店を飛び出しました。
 小さな書店はわたしの近所でも減ってきています。本を買うというあの楽しい時間は、今の子どもたちにも味わってほしいと思います。

 昨日は、朝から校門で本を持って歩いている女の子に会いました。読んでいたのは『いちご』。先週教室に持ってきたのですが、その子が「読んだらもう止まらなくなりました。」と言ってくれたのが嬉しかったです。
「テレパシー少女」の新刊が出ている、と教えてくれたのは別の子でした。あの本屋さんの、あの棚の下にこうして置いてあった、と一生懸命に説明してくれます。この子も本が好きになってくれたのだと、にこにこしながら聞いていました。

 本を手にする喜びをたくさん伝えて、未来のよい読者を育てたい、改めてそんな思いを持ちました。


書店に行こう!キャンペーン
『いちご(1)FromIchigo』 倉橋燿子 講談社青い鳥文庫 609円
『ゴースト館の謎 テレパシー少女「蘭」事件ノート7』 あさのあつこ 講談社青い鳥文庫 651円

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2005.02.23

みすべす JOYに登録

JOYからメールをいただきました。

JOY へようこそ!

登録された内容は「新着情報」で確認できます。
http://joyjoy.com/new/toc.html

登録された分類は
「本・雑誌」
http://joyjoy.com/category/book.html
です。
Hotマークをつけました!
すばらしいページを登録していただき感謝します!

 というわけで、「JOYのおすすめ新着」で紹介していただきました。登録完了のメールも少しくだけた感じでおもしろいです。でも、どう見てもHotマークではないのですが……。これはRead me!のマークですね。
 Read me!に登録しているのは、旧みすべすの方で、こちらのページにはリンクがありません。ですから、JOYの登録担当の方は一つ一つのサイトを確認しているということになります。これはたいへんな時間と手間のかかることですね。びっくりしました。
「本・雑誌」の中では、「ミステリ感想文」というサブ分類に入っています。すぐ下に、「ミステリ書評」の分類があるのもちょっとおもしろいです。これほど細かい分け方は初めてです。


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2005.02.22

読書アドバイザー

 今日の読売新聞の夕刊に読書アドバイザーの方の記事が出ていました。わたしはこの資格についてよく知らないので、ネットを検索してみました。

 読書アドバイザーとは、出版文化産業振興財団(JPIC)が認定する民間資格だそうです。その目的は三つ。

・読書を通した生涯学習の新たな分野を開拓する
・読書の楽しみを研究し読書推進活動を実践する
・読書を通して自己表現する活動の場を創造する

 これらをねらいとして、養成講座が開かれているそうです。資格を得るには講義と通信教育、ミーティングなどを約8か月受けます。昨年度のスケジュールを見てみると、ブックトークのように直接読者とふれあうことだけでなく、出版の仕組みや、検索の仕方など読書について幅広く扱っているようで、興味深い内容です。わたしは司書教諭の資格は持っているのですが、講座の内容はだいぶ違いますね。

 時間が合えば参加してみたいとも思うのですが、受講費用が少々高めで68,000円。興味のある方は、こちらをご覧ください。


出版文化産業振興財団


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ライトノベルという言葉

 仕事で作った書類の中に、「ライトノベル」という言葉を入れたら、わかりにくいので変えるようにという指示を受けました。当たり前のように使っていたので、少し驚きましたが、考えてみればこの言葉が出てきたのはここ数年のことのように思います。本の情報にあまりふれない方にとっては、意味の分からない言葉かもしれません。

「ライトノベル」という言葉はどの程度認知されているのでしょう。試しにGoogleで調べると 212,000件のヒット。ずいぶん多く感じられますが、ネット上ではほぼリアルタイムで言葉が普及しますから、これだけで広く知られているとは言えません。辞書で引いてみると、「広辞苑第五版」にはありません。ネット辞書の「大辞林」にもありませんが、三省堂提供「デイリー 新語辞典」ですと「10代の若者を主な読者層に想定した気軽に読める小説の総称。会話の多様やアニメ-タッチの挿絵などが特徴。」と出ていました。また、自宅の電子辞書で「現代用語の基礎知識2004」を調べたところ、こちらにはありませんが、今年度版を見ると、そちらには出ています。

ライトノベル完全読本の紹介文を見ると、

いま、“ライトノベル”と称される文庫小説に勢いがあります。
(ライトノベルとは、カバーや挿画にイラストを多用し、主として文庫の形で出版されている若年層を対象とした小説)。
「マリア様がみてる」(コバルト文庫)、「イリヤの空、UFOの夏」(電撃文庫)といった作品をはじめ、「ガンダム」や「鋼の錬金術師」などのアニメ、ゲームをノベライズ化した作品も人気を得ています。

とあります。ここでもライトノベルという言葉に対して説明を入れていますから、やはり、まだ新しい言葉なのですね。本が好きか、ある年齢層の範囲の方にしか通じないのかもしれません。しかし、最近の出版の状況から考えると、ジャンルとしては確立しているように感じます。分類する上で名前は必要ですね。早く言葉が認知されるとよいのですが。

ライトノベルに関する本
「ライトノベル完全読本」 日経BP社 2004年 08月 1000円
「このライトノベルがすごい!(2005)」『このミステリーがすごい!』編集部 宝島社 2004年 12月 725円
「ライトノベル・めった斬り!」 大森望/三村美衣 太田出版 2004年 12月 1,554円
「ライトノベル完全読本(vol.2)」日経キャラクターズ!編集部 日経BP社 2005年 01月 780円
「ライトノベルデータブック 作家&シリーズ/少年系」 榎本秋 雑草社 2005年 02月 1,365円

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2005.02.17

MYSCON6

 昨日から、ミステリ系の各サイトで紹介されているMYSCONですが、これはネット上のミステリ好きの人たちが、年に一度集まる会のことです。発音は「みすこん」ですが、片仮名で書くと誤解を招くおそれがあるので、アルファベットで表記することになっています。

 サイトに感想を書いたり、新しい本の紹介をしたり、掲示板でお互いに面白い本をすすめ合ったりと、普段インターネット上で交流をしている人たちが、実際に集まるとどうなるか。わたしも初めての参加の時には、行く前の不安がありました。でも、着いたら心配をしたことを忘れてしまうほどとても楽しい会でした。

 パソコンの画面でしか名前を見たことのない人が、目の前にいる、それは不思議な感覚です。イメージ通りの人、想像とは全く違う人、でも話してみるとみなさんよい方ばかりで、何より嬉しいのはいる人全員がミステリ好きだということ。互いに共通の話題があるから、あっという間に知り合いになれます。

「この本のここが好き」、「あの作者ならこの作品」などと、一晩中ミステリの話ができる楽しさ。これは言葉では言い表せません。わたしは身近にミステリ好きな人がいないものですから、MYSCONでは本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。また、話ができるだけでなく、作家の方のお話や、さまざまな紹介企画、読書会や古本のオークションなど様々なイベントがあり、好きなところに参加できるのも嬉しいことです。

 そして何よりMYSCONを支えるスタッフの方々がすばらしいのです。イベントの企画や司会、案内のメールや参加者がつける名札など、細かいところまで行き届いた配慮には、頭が下がります。スタッフのみなさん、ありがとうございます。どうぞお身体に気をつけてくださいね。

 今年のMYSCONも、きっとすばらしい会になるでしょう。もし、興味があるのでしたら、参加されてはいかがでしょうか。

MYSCON6のサイトへ

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2005.02.11

『ユージニア』を読み終えて

 恩田陸の新刊です。わたしが買うハードカバーは文庫化されないと思われるものや、叢書だけなのですが、珍しく買ってしまいました。
 その理由は、装丁が凝っていたこと。書店で開いてみたら、最初の数ページのサイズが少しずつ違っていました。もしかしたらと思って、カバーの端を少しめくると、こちらにも秘密がありました。文庫化したときには同じようにはできないでしょうね。本文の印刷が曲がっているのも不思議です。

 読みながら、なぜか『白夜行』のようだと感じていました。17人が毒殺された事件と、生き残った盲目の少女。ラストまでたどり着いて、もう一度読み返していますが、よくわからないところがあります。誰が、何をしたのか。本当は何があったのか。これ、素直に読んでよいのでしょうか。

 一晩中こうして本のことを考えていたら、窓から朝の光が差し込んできました。気持ちのよい朝ですね。よい本にめぐり会えました。

『ユージニア』 恩田陸 角川書店 1785円

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