『ユージニア』を読み終えて
恩田陸の新刊です。わたしが買うハードカバーは文庫化されないと思われるものや、叢書だけなのですが、珍しく買ってしまいました。
その理由は、装丁が凝っていたこと。書店で開いてみたら、最初の数ページのサイズが少しずつ違っていました。もしかしたらと思って、カバーの端を少しめくると、こちらにも秘密がありました。文庫化したときには同じようにはできないでしょうね。本文の印刷が曲がっているのも不思議です。
読みながら、なぜか『白夜行』のようだと感じていました。17人が毒殺された事件と、生き残った盲目の少女。ラストまでたどり着いて、もう一度読み返していますが、よくわからないところがあります。誰が、何をしたのか。本当は何があったのか。これ、素直に読んでよいのでしょうか。
一晩中こうして本のことを考えていたら、窓から朝の光が差し込んできました。気持ちのよい朝ですね。よい本にめぐり会えました。
『ユージニア』 恩田陸 角川書店 1785円
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