新刊ミステリ 店頭確認
新潮文庫、創元推理文庫の新刊です。
『アニーの冷たい朝』 黒川博行 創元推理文庫 693円
『左手首』 黒川博行 新潮文庫 500円
『未練』 女刑事音道貴子 乃南アサ 新潮文庫 500円
『残響』 柴田よしき 新潮文庫 620円
『星が降る』 白川道 新潮文庫 540円
『背いて故郷』 志水辰夫 新潮文庫 700円
『そして粛清の扉を』 黒武洋 新潮文庫 580円
『作家の犯行現場』 有栖川有栖 新潮文庫 700円
『悪魔の赤毛』 デイヴィッド・コーベット 新潮文庫 980円
『スパイズ・ライフ(上)』 ヘンリー・ポーター 新潮文庫 700円
『スパイズ・ライフ(下)』 ヘンリー・ポーター 新潮文庫 660円
『ヘンリーの悪行リスト』 ジョン・スコット・シェパード 新潮文庫 860円
『巡礼者たち』 エリザベス・ギルバート 新潮文庫 620円
『アニーの冷たい朝』は大阪府警捜査一課シリーズ第8弾。若い女性を着飾って殺害するという猟奇的な事件が連続して起こります。。講談社文庫で出ていましたが、品切れになっています。『左手首』は小説新潮に掲載された短篇七作を収録。こちらは2002年の作品ですから、新旧の二作を読み比べるのもおもしろいでしょう。どちらも解説では作風の変化について触れられていて、こちらも興味深いです。ほぼ同じ日に出るというのは珍しいことですね。
『背いて故郷』は推理作家協会賞受賞作です。心に残る作品でした。おすすめです。最近、新潮文庫から志水辰夫の作品が続けて出ていますね。質の高いミステリが多いので、長く読み継がれると嬉しいです。『そして粛清の扉を』はホラーサスペンス大賞の受賞作です。
『作家の犯行現場』は著者がミステリの舞台となった場所を巡り、写真と文で綴ったエッセイ。美しい写真から、以前読んだ作品を思い出してみるのも楽しいでしょう。
『悪魔の赤毛』はMWA最優秀処女長編賞にノミネートされた作品。2作目も他の賞にノミネートされたということで、先が楽しみです。『ヘンリーの悪行リスト』は映画化が決まっている作品で、ミステリとは言えませんが、これはよいでしょう。かつての恋人の死を知った青年が、恋人が自分から遠ざかっていった理由を知り、これまでに犯した罪を悔いてメイドと一緒に贖罪の旅に出るという物語。「メイド」に反応した人、買いです。『巡礼者たち』はクレストブックスの一冊として刊行された作品の文庫化です。
読書中 『キルケーの毒草』 相原大輔
前作『首切り坂』と雰囲気がずいぶん違います。終盤がたいへんなことになっています。
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» 「餓えて狼」志水辰夫 / 四方、味方なし [辻斬り書評 ]
志水 辰夫
飢えて狼
いち民間人が国際謀略に巻き込まれる物語というのは、さして珍しいものではないだろう。
知らずに機密を入手していたり、或いは託されたり。ハリウッド映画だと、そんな主人公が敵に追われるうちに敢然と逆襲に転じて、見事に事態を解決する流... [Read More]
Tracked on 2005.12.03 at 10:54 AM

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